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☆今春卒業した大学生のうち、就職も大学院などへの進学もしなかった人が約8万7千人と前年度に比べ28.3%増えたことが5日、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。大卒者全体に占める割合は16.1%で、前年度に比べ4.0ポイント上昇した。
大卒者ハ前年度比3.3%減の約54万1千人。うち就職したのは約32万9千人で、就職率は60.8%と2年連続で低下した。前年度に比べると7.6ポイント減っており、下落幅は過去最大だった。
一方、大学院などへの進学者は約7万3千人で進学率は13.4%と同前年度比1.2ポイント上昇。アルバイトなど一時的な仕事に就いた人も約1万9千人で全体の3.6%を占め、同前年度比1.3ポイント上昇した。。
高校でも卒業生約107万1千人のうち、浪人するなど進学も就職もしなかった人が約6万人に。全体に占める割合は5.6%になり、前年度比0.5ポイント上昇した。就職率は15.8%で前年度比2.4ポイント低下した。
一方で、大学進学率の上昇傾向は続いた。浪人生を含む大学・短大への進学率は56.8%で前年度比0.6ポイント上昇。4年制大学への進学率も50.9%で前年度比0.7ポイント上昇し、ともに過去最高を更新した。(8月5日:日本経済新聞より)