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☆契約の打ち切りなどによって、おととし10月以降に仕事を失った非正規雇用の労働者は、全国で28万5、000人余りに上ることが、厚生労働省の調査でわかった。
厚生労働省によると、おととし10月からことし9月までに契約を打ち切られて解雇されたり期間満了で仕事を失ったりする非正規雇用の労働者は、今月20日の時点で28万5、252人に上り、先月よりも3、071人増えた。内訳をみると、▽派遣労働者が15万431人、▽期間従業員が6万9、037人、▽請負労働者が2万1、974人などとなっている。都道府県別では、▽最も多い愛知が4万6、175人、▽東京が1万7、081人、▽長野が1万1、528人、▽静岡が1万1、376人、▽神奈川が1万321人などとなっている。また、仕事を失った非正規雇用の労働者で調査が可能だった13万5、750人のうち、再就職できたのは、全体の63%に当たる8万5、965人にとどまっている。
(7月30日:NHKより)