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☆大手企業の96・6%が新入社員の初任給を前年度と同額に据え置いたことが、民間の調査機関のアンケートで分かった。
238社の回答をまとめたもので、調査機関は、全体として他社よりもいい条件で人材を得ようという意欲が低かったためと分析している。初任給の平均額は大学卒で前年度比70円増の20万5、641円、高校卒が同72円増の16万996円だった。
初任給を据え置く企業の割合は、デフレ不況下の2002年度から05年度まで90%超で推移。06年度からは団塊世代の大量退職などで新卒採用に覇気が復活し、据え置く企業の割合は低下傾向にあったが、昨年度はリーマンショックの影響を引きずって、92・7%に上昇していた。(4月20日:読売新聞より)