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栗原社会保険労務士事務所

日本 本格的な人口減少社会に

☆総務省のまとめによると、去年10月現在の日本の総人口は1億2、751万人と、前の年に比べ18万人余り減少した。減少幅は、比較可能な昭和25年以降、最大となっており、総務省は「本格的な人口減少社会になった」としている。

総務省が発表した去年10月1日現在の人口推計によると、90日以上、日本に滞在している外国人を含めた日本の総人口は1億2、751万人で、男性が6、213万人、女性が6、538万人となっている。これを前の年と比べると、男性が12万人、女性が6万人余り減っており、全体では、比較が可能な昭和25年以降、最大の18万3、000人の減少となっている。日本の総人口は、平成18年、19年は、ほぼ横ばいでしたが、おととし・平成20年から大幅な減少となっており、総務省は「本格的な人口減少社会になったと言える」としている。また、人口が減少した原因を見ると、死亡した人の数と生まれた人の数の差による「自然減少」が5万9、000人、外国への移動などといった「社会減少」が12万4、000人となっており、「景気の後退で日本での仕事を失い、帰国した外国人が多かったことなど、社会経済情勢も大きく影響したとみられる」としている。都道府県別で見ると、人口が増えたのは増加率順に、沖縄、神奈川、千葉、埼玉、東京、滋賀、愛知の7都県。逆に、人口が減少したのはそれ以外の40道府県で、減少率順に秋田、青森、島根などとなっている。(4月17日:NHKより)