埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

将来に不安 ６０歳以上の７割

☆６０歳以上の男女を対象にした内閣府の意識調査で、７０％余りの人が将来の生活に不安を感じていることがわかった。このうち、自分の健康などに加え、「収入」や「子や孫の将来」に不安を感じている人が増えており、内閣府は景気の低迷が反映しているのではないかと分析していまる。

内閣府は、全国の６０歳以上の男女を対象に５年に１度、日常生活についての意識調査を行っており、去年１１月の調査では、対象となった５、０００人の７０％にあたる３、５０１人から回答を得た。その結果、「将来の生活全般に不安を感じる」と答えた人は７１．９％と、平成６年に調査を始めてから最も多くなった。このうち、具体的に何に不安を感じているか尋ねたところ、最も多かったのは、▽「自分や配偶者の健康」で７７．８％（前回比＋６．１ポイント）、次いで、▽「寝たきりや介護が必要な状態になること」が５２．８％（前回比＋１ポイント）、▽「生活のための収入」が３３．２％（前回比＋１．９ポイント）、そして▽「子どもや孫などの将来」は前回よりも６．５ポイントと最も増加して２１．３％となった。（４月３日：ＮＨＫより）