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高校生の就職率 下落幅最大に

☆この春卒業予定の高校生の就職内定率は、去年１２月末時点で７４％余りと、前の年の同じ時期より７．５ポイント下がり、この時期の「下落幅」としては、これまでで最も大きくなっていることが文部科学省の調査でわかった。

文科省によると、この春に卒業を予定し、就職を希望している高校生およそ１８万３、０００人のうち、去年１２月末までに就職が決まったのは１３万７、０００人余りで、就職内定率は７４．８％。これは前の年の同じ時期より７．５ポイント低く、この時期の下落幅としては文科省が昭和５１年に調査を始めて以来、最も大きくなっている。男女別では、▽男子が７９．７％と前の年より７．３ポイント低く、▽女子が６８．５％と前の年より７．８ポイント低くなった。都道府県別の内定率を高い順から見ますと、▽富山県が９１％。次いで▽福井県が８８．７％、▽岐阜県が８７．２％などとなっている。一方、内定率が低い順では、▽沖縄県が４６％。次いで▽北海道が５６．２％、▽宮城県が６２．９％などとなっている。（２月２３日：ＮＨＫより）