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年金記録　４年間で全件照合　首相、重ねて表明

☆鳩山由紀夫首相は９日午前の衆院予算委員会で、年金記録の約８億５千万件の古い紙台帳とコンピューター記録との照合作業について「１年、２年で全部は大変だ。４年間で結論を出す」と述べ、向こう４年で全件を行う方針をあらためて表明した。

　２０１０年度予算案で、照合に必要な経費などが概算要求の半分の９１０億円に減額されたことについては「概算要求より少ない額で全部できれば、それに越したことはない」と述べた。

　厚生労働相は民主党がマニフェストで禁止を明記した年金保険料の流用が１０年度予算案で一部認められていることについて「（流用禁止は）１３年度までに実現することだ」と釈明した上で「１０年度に実施してほしいと期待していた国民に対しては、実施できなかったことは遺憾だ」と述べた。
（２月９日：東京新聞より）