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☆介護事業者に支払われる介護報酬が、去年4月に3%引き上げられたことによって、介護職員の給与がそれ以前と比べて平均で1ヵ月当たり、8、900円あまり上がったことが厚生労働省の調査でわかった。
介護の分野では、仕事を求めている人1人に対する企業からの求人数を示す有効求人倍率が、去年11月の時点で1.32倍と依然として人手不足が続いている。こうした人手不足を解消しようと、去年4月には介護報酬が全体で3%引き上げられた。厚労省は、これによって介護職員の給料がどの程度上がったかを検証するため、去年10月に全国7、100余りの事業所を対象に調査を行い、その結果を25日の介護保険制度の検討会で報告した。それによると、全国の介護職員のひとつき当たりの給与は、去年9月の時点で平均19万9、854円で、介護報酬が改定される前のおととし9月と比べて、8、919円上がった。一方、事業所別では、特別養護老人ホームの職員は1万2、052円上がったものの、訪問介護の事業所では5、868円の増加にとどまり、およそ6、200円の差があった。(1月25日:NHKより)