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☆厳しい雇用情勢が続くなか、去年10月に生活保護を受けた世帯は、過去最多となる128万世帯に上ったことが厚生労働省のまとめでわかった。
厚労省によると、去年10月に生活保護を受けた世帯は全国で128万1、496世帯に上り、前の月よりも1万4、235世帯増加して過去最多となった。増えた世帯の内訳は、「高齢者」が3、027世帯、「母子家庭」が1、276世帯、「障害者」が1、003世帯となっているが、最も多かったのは仕事を失った人を含めた「その他の世帯」で5、638世帯となっている。これに伴って生活保護を受けた人も177万3、257人と、前の月よりも2万455人増加した。雇用情勢の悪化によって生活保護を受ける世帯は去年から急増しており、去年10月までの1年間で13万世帯余り、率にして11.7%、人数は18万人余り、率にして11.5%、それぞれ増加している。厚労省は「失業率は依然として高い水準が続いているため、生活保護を受給する世帯は今後も増え続けることが予想される。失業者対策に力を入れることで、受給者の増加に歯止めをかけていきたい」と話している。(1月10日:NHKより)