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☆社会保険庁は25日、年金受給資格があることを知らずに手続きをしていないため、年金を受け取っていない人が、全国推計で約3万5、000人いるという調査結果を公表した。
社保庁は既に、受給資格があるのに記録漏れなどが原因で「無年金」状態の高齢者が約3万人いるとの推計を公表しており、合計で約6万5、000人が本来、受給資格があるのに受給していないことになる。
社保庁は2007年段階で年金を受給していなかった60歳以上の高齢者4、000人を対象にサンプル調査を実施。うち保険料納付期間が年金受給に必要な25年に達しているか、保険料を追納すれば資格が得られる人が約2、400人いた。
聞き取り調査で、大部分は受給開始年齢に達していないケースだったものの、約3・3%の人は受給資格があることを知らなかったことが判明したという。(12月26日:読売新聞より)