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☆厳しい雇用情勢が続くなか、来年の春に卒業する高校生の就職内定率は、ことし9月末の時点で37.6%と、去年の同じ時期より13.4ポイント下がり、この時期としては過去最大の下落幅になったことが厚生労働省の調査でわかった。
厚労省によると、来年3月に卒業し、就職を希望している高校生、およそ17万6、000人のうち、ことし9月末までに就職先が決まったのは、およそ6万6、000人で、内定率は37.6%となった。これは去年の同じ時期よりも13.4ポイント下がり、この時期としては統計を取り始めた昭和63年以降、最大の下落幅となった。男女別では、男子生徒が42.6%で去年よりも15.1ポイント、女子生徒が31.3%と、去年よりも11.3ポイント、それぞれ下がっている。都道府県別で最も高いのは、三重の57.7%、次いで福井が56.0%、愛知が55.7%となっているのに対し、最も低いのは沖縄の8.0%、北海道が14.0%、宮城が23.6%となっている。これについて厚生労働省は「景気の悪化で、製造業を中心に企業の求人が大幅に減少していることや、高校生の就職活動が解禁された9月16日以降に連休が重なったことで、内定率が伸び悩んでいる」と分析している。(11月4日:NHKより)