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☆中小企業のサラリーマンが加入する協会けんぽを運営する全国健康保険協会は19日、厚生労働省が来年度に国庫の補助率を引き上げても、従業員の保険料負担は平均で月額約1,100円増えるとの試算を発表した。厚労省は国庫の補助率を現在の13%から最大20%に引き上げて協会けんぽの財政を支援する考えだが、一定の負担増は避けられない情勢だ。
厚労省は来年度、協会けんぽに3,700億円程度の国費を追加投入し、保険料の上昇を抑える方向で検討を進めている。来年の通常国会に健康保険法の改正案を提出し国庫補助率を引き上げる方針だ。仮に厚労省が国費の追加投入を見送った場合、従業員の保険料負担は平均で月額約1,800円増える計算になる。
協会けんぽは中小企業のサラリーマンとその家族ら約3,500万人が加入している。(10月19日:日本経済新聞より)