埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

厚労相 病院整理計画見直しへ

☆長妻厚生労働大臣は、全国の社会保険病院と厚生年金病院について、地域の医療機能を確保するため、譲渡せずに公的な病院として原則存続させるようこれまでの整理統合の計画を見直す考えで、新たな法案の提出に向け具体的な検討に入ることにしている。

政府は、全国にあわせて６３ある社会保険病院と厚生年金病院について、社会保険庁が廃止されるのに伴い整理統合する計画で、去年１０月から厚生労働省が所管する独立行政法人が所有する形で運営している。しかし、地方自治体や医療法人などの譲渡先がなかなか決まらないことから、長妻厚労大臣は、地域の医療機能を確保するため、譲渡せずに公的な病院として原則存続させるよう、これまでの整理統合の計画を見直す考え。社会保険病院と厚生年金病院の扱いについて、民主党はことしまとめた政策集で、新たな組織を設けて公的な病院として管理・運営させるとしており、大臣は、こうした考えに基づき、計画の見直しに伴う課題を詰めるなど、新たな法案の提出に向けて具体的な検討に入ることにしている。（９月２３日：ＮＨＫより）