埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

介護施設整備 都市部で進まず

☆昨年度までの３年間に新たに整備された介護施設は、土地の確保が難しい都市部で整備が進まなかったことなどから、計画の７０％にとどまったことが厚生労働省のまとめでわかった。

厚労省によると、昨年度までの３年間に全国で新たに整備された介護施設は、ベット数に換算して８万１、４９０人分。自治体が定めた計画では、３年間にあわせて１１万５、３５５人分整備することになっていて、計画の７１％にとどまった。都道府県別にみると、計画と比べて最も整備が進まなかったのは、▽京都で３９％、次いで、▽東京が４４％、▽千葉が４９％、▽滋賀が５３％、▽神奈川が５４％などと関東や関西を中心に都市部で整備の遅れが目立っている。この理由について厚生労働省は、都市部は地価が高く土地の確保が難しいことや、地域全体の賃金水準が比較的高いため、人材の確保が難しいことなどが背景にあると分析している。（９月１４日ＮＨＫより）