埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

病院選びの情報 入手できず

☆全国の病院を利用している患者の２人に１人は、病院を選ぶ際に治療方法などの情報が必要だと感じているものの、実際に情報を得られた人は、その４分の１以下にとどまっていることが、厚生労働省の調査で明らかになった。

この調査は、医療に対する患者の満足度などを調べるため、厚生労働省が３年に一度、行っているもので、今回は去年１０月に実施した。対象は、全国およそ５００の病院に入院している患者と外来患者、あわせておよそ２０万人で、７７％に当たる１５万４、０００人余りから回答を得た。それによると、病院を選ぶために、事前に検査や治療方法の詳しい情報が必要だと答えたのは、入院患者で５０．８％、外来患者で４７．７％に上った。しかし、実際にそうした情報を入手できたと答えたのは、このうち入院患者で２１．４％、外来患者で１３．７％にとどまった。さらに、医師などの専門性や経歴の情報が必要だったと答えたのは、入院患者で４９．６％、外来患者で４８．５％でしたが、情報が得られたのは、入院患者で１６．６％、外来患者で１４．７％と、いずれも患者の２人に１人が病院を選ぶ際に詳しい情報が必要だと感じているものの、実際に情報を得られたのはその４分の１以下にとどまっている。（９月１２日：ＮＨＫより）