埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

生活保護 最多の１２３万世帯

☆ことし６月に生活保護を受けた世帯は１２３万世帯を超え、雇用情勢の悪化などから過去最多を更新したことが、厚生労働省のまとめでわかった。厚生労働省は、引き続き、全国の自治体に対し、就労支援に取り組むよう求めることにしている。

　 厚労省によると、ことし６月に生活保護を受けた世帯は、全国で１２３万７世帯に上った。これは、前の月より１万４、６２８世帯増え、過去最多を更新した。１ヶ月に増えた世帯数は去年１２月から急速に増加し、ことし３月以降は１万世帯を超える急増が続いている。増えた世帯の内訳を見ると、「高齢者」が２、６４１世帯、「障害者」が１、１９２世帯、「母子家庭」が１、０６２世帯となっているが、こうした分類に当てはまらない「その他の世帯」が５、９３８世帯と最も多く、厚生労働省は、雇用情勢の悪化で仕事を失った人の世帯が多いと分析している。これに伴い、ことし６月に生活保護を受けた人数は１６９万８、８６９人に上り、前の月に比べて１万９、７７０人増加しました。（９月１１日：ＮＨＫより）