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経済成長率 民間予測上方修正

☆証券会社や民間の経済研究所が予測した日本の今年度の経済成長率は平均でマイナス２．７％で、輸出の持ち直しや景気対策の効果でことし６月時点の予測よりも０．６ポイント、上方に修正された。

　 内閣府が今月１７日に発表したことし４月から６月までのＧＤＰ＝国内総生産の速報値は、伸び率が年率に換算して実質で３．７％のプラスと、１年３か月ぶりのプラスになった。これを踏まえて、主な証券会社や民間の経済研究所、１３社は、日本の今年度の経済成長率の予測を発表した。それによると、最も高い予測がマイナス２％で、最も低い予測がマイナス３．１％となっており、平均はマイナス２．７％。これは、ことし６月時点の予測と比べると０．６ポイント上方に修正されている。この理由として、各社は、▽中国やアメリカ向けの輸出が増加していることや、▽定額給付金やエコポイント、エコカー購入の補助制度など政府の経済対策の効果が個人消費に現れていることなどをあげている。(８月２９日：ＮＨＫより）