埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

完全失業率５．７％ 過去最悪

☆７月の完全失業率は、前の月より０．３ポイント上昇して５．７％と、過去最悪となった。また、有効求人倍率は、前の月を０．０１ポイント下回って０．４２倍と、３か月連続して過去最低を更新し、雇用情勢は厳しさを増している。

　 総務省によると、７月の就業者数は６、２７０万人で、前の年の同じ月より１３６万人減る一方、完全失業者は３５９万人と１０３万人増え、過去最大の増加幅となった。この結果、季節による変動を除いて計算した完全失業率は、前の月より０．３ポイント上昇して５．７％と、過去最悪となった。失業率が過去最悪を記録したのは、平成１５年４月以来、６年３か月ぶりとなる。一方、厚生労働省によると、仕事を求めている人１人に対し、企業から何人の求人があるかを示す７月の有効求人倍率は、前の月を０．０１ポイント下回って０．４２倍と、３か月連続して過去最低を更新した。また、正社員の有効求人倍率は、過去最低となったことし５月と同じ０．２４倍と、横ばいの状態が続いている。
（８月２８日：ＮＨＫより）