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☆帝国データバンクが27日発表した約3、200社を対象とする人件費動向調査で、役員報酬や退職関連費用を除く2008年の企業の人件費が、前年比0・9%減の13兆5、045億円にとどまったことが分かった。不況で業績が悪化した企業が賃金を抑えたことが要因で、07年の12・3%増から減少に転じた。
従業員1人当たりの人件費は3・6%減の380万2千円。業種別では、運輸業が6・2%増の203万2千円だった一方、建設業は9・6%減の326万1千円、製造業が4・8%減の263万7千円と落ち込んだ。
退職関連費用などを含む人件費は2・1%増の15兆1,698億円。(8月27日:東京新聞より)