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☆全国の主な医療機関で働く医師や看護師などが、重大な医療事故につながるおそれを感じた、いわゆる「ヒヤリ・ハット」の事例は、去年1年間に22万件余り起きていたことがわかった。
医療の「ヒヤリ・ハット」は、医師や看護師、薬剤師などが、一歩まちがえると重大な医療事故につながるおそれを感じて「ヒヤリ」としたり「ハッ」としたりした事例のこと。医療事故などの情報を集めて分析している日本医療機能評価機構によると、全国300余りの医療機関から去年1年間に報告された「ヒヤリ・ハット」の事例は、22万3900件余りに上った。このうち最も多かったのは「薬の処方や投与」に関するもので、全体の21%にあたる4万6952件に上った。この中には、▽投与する薬の量を誤ったケースや、▽アレルギーのある患者に、使ってはいけない薬を投与したケースもあったという。また、「チューブなどの医療用具の使用・管理」が17%、患者の食事や移動の介助など「療養上の世話」が8%などとなっている。一方、原因別では、「確認や観察が不十分」が37%と最も多く、夜勤や宿直で忙しいなどの「勤務状況」も8%あった。(8月25日:NHKより)