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☆ 健康保険証、介護保険証、年金手帳の役割を一枚にまとめた「社会保障カード」の実証実験が今秋にも始まることになった。
厚生労働省は2011年度をめどに同カードを導入することにしており、10年度中に実験結果を検証し、運用面での課題を探る考え。
実験は、地方自治体とIT関連企業でつくる共同事業体が行う。厚労省は、応募のあった13事業体の中から7事業体を選定した。7地域の中には、都市部や人口の少ない地方など、様々な条件の自治体が含まれる。実験は来年7月末まで行われる予定。
社会保障カードは、各種保険証として利用されることを想定している。カードにはICチップが埋め込まれており、個人がパソコンでカード情報を読み取れるようになっている。これにより、自分の年金記録や健診結果、診療報酬明細書(レセプト)などの情報を、オンライン上で常時確認できる。
こうした情報はこれまで、本人が自治体の役所や社会保険事務所に出向いたり、通知を待ったりしないと確認できなかった。(8月23日:読売新聞より)