埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

新規就農者 ３９歳以下が増加

☆農家の高齢化が進み、後継者の確保が課題となるなか、去年１年間に新たに農業に就いた人の数は、２年連続で減少する一方、製造業などの雇用情勢の悪化を背景に、３９歳以下の年齢層では、前の年より増加した。

農林水産省の調査によると、去年１年間に新たに農業に就いた人の数は６万人で、前の年より１万３、４６０人少なくなり、同じ形式による調査の結果を公表し始めたおととしから２年連続の減少となった。その一方で、３９歳以下で新たに農業に就いた人の数は１万４、４３０人で、前の年より９０人増えています。この内訳を見てみますと▽農家の家族などが後継者として農業を始めた「自営農業就農者」が８、３２０人▽大規模に農業を行う法人などに雇われた「雇用就農者」が５、５３０人▽土地や資金を新たに調達して農業を始める「新規参入者」が５８０人です。農林水産省は、製造業などの雇用情勢が急速に悪化したことで、農業への関心が高まったことなどが背景にあると分析しています。（８月１４日：ＨＮＫより）