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☆政府は、今月の月例経済報告で、景気の現状について、輸出や生産が持ち直しているものの雇用情勢が引き続き悪化していることから「このところ持ち直しの動きがみられる」という判断を据え置いた。
政府は11日、関係閣僚会議を開いて、今月の月例経済報告をまとめた。それによると、輸出と生産は、中国向けの電子部品や化学製品が増えていることなどから引き続き「持ち直している」とした。個人消費についても、天候不順の影響で夏物の衣料品などが落ち込んでいるものの、エコカーや省エネ家電の購入の助成など経済対策の効果が出ているため「このところ持ち直しの動きがみられる」としている。また、「大幅に減少している」としていた住宅投資は、一戸建ての着工戸数が増加したことから「減少している」と見方を改めた。しかし、雇用情勢は、失業率が前の月に比べてさらに0.2ポイント悪化したほか、ボーナスの減額で所得も減ったことから、引き続き厳しい状況にあるとしている。この結果、政府は、先月まで3か月連続で上向きに改めていた景気の現状に関する判断を今月は据え置き、「厳しい状況にあるものの、このところ持ち直しの動きがみられる」とした。(8月11日:NHKより)