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☆内閣府が6日発表した6月の景気動向指数(2005年=100)で、数カ月先の景気動向を示す先行指数が前月よりも2.9ポイント高い79.8と、過去最大の上昇率になった。前月を上回るのは4カ月連続。在庫率が大幅に改善したほか、これまで悪化が続いていた新規求人数が6カ月ぶりに増加に転じた。最近の景気持ち直しの動きを裏付けた格好だが、設備投資や失業率は依然厳しく、本格回復には景気の持続性がカギを握りそうだ。
先行指数は過去にさかのぼれる1980年以降で最大の上昇率。足元の景気動向を示す一致指数も0.7ポイント高い87.8になった。一致指数が前月を上回るのは3カ月連続だが、基調判断は「下げ止まりを示している」との判断を据え置き、景気動向を慎重に見極める姿勢を崩さなかった。
先行指数が上昇したのは、出荷や在庫などの指標が大幅に改善したためだ。耐久消費財出荷指数の前年同月比は前月よりも8.8ポイント拡大。(8月7日:日本経済新聞より)