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☆6月の完全失業率は、前の月より0.2ポイント上昇して5.4%となり、過去最悪に迫る水準となっている。また、有効求人倍率は0.43倍で、2か月連続して過去最低を更新した。
総務省によると、6月の就業者数は6、300万人で、前の年の同じ月より151万人減った一方、完全失業者数は348万人と83万人増え、過去最大の増加幅となった。この結果、季節による変動を除いて計算した完全失業率は、前の月より0.2ポイント上昇して5.4%となり、過去最悪だった平成15年4月の5.5%に迫る水準となっている。また、ことし4月から6月までの平均の完全失業率は5.2%で、平成14年の1月から3月以来すべての地域で悪化した。
一方、厚生労働省によると、仕事を求めている人1人に対し、企業から何人の求人があるかを示す6月の有効求人倍率は、前の月を0.01ポイント下回る0.43倍で、2か月連続して過去最低を更新した。また、正社員の有効求人倍率は、過去最低となったことし5月と同じ0.24倍。厚労省は「雇用情勢の悪化の速度は緩やかになってきているものの、まだ好転する兆しまでは見られない。工業生産は上向いているが低水準が続いており、今後も雇用情勢は厳しい状況が続くのではないか」と話している。(7月31日:NHKより)