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☆職場のアスベストが原因で肺がんになったなどとして、昨年度、新たに労災と認定された人は、1000人余りに上ったことが厚生労働省のまとめでわかった。アスベストの使用はすでに禁止されていますが、依然、深刻な健康被害が続いている。
厚労省によると、職場でアスベストを吸い込み、肺がんやがんの一種の中皮腫になったとして、昨年度に新たに労災と認定された人は全国で1、063人に上った。これは前の年度と比べて61人増え、過去最悪だった平成18年度に次いで多くなっている。アスベストの使用は14年前から段階的に規制が始まり、3年前、全面的に禁止されたが、依然、深刻な健康被害が続いている。都道府県別では、東京が140人と最も多く、次いで兵庫が114人、大阪が92人、神奈川が87人、北海道が59人などとなっている。業種別にみると、建築事業が337人と最も多く全体の32%を占めているほか、船舶製造も144人と多くなっている。アスベストは、吸い込んだあと30年から40年たって発症するといわれ、その間は自覚症状がないのが特徴です。(6月29日;NHKより)