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☆働く人たちに景気の実感を聞く先月の「景気ウオッチャー調査」は、燃費のよい車や省エネ家電の売り上げが伸びていることなどから、景気がよいか悪いかを示す指数は5か月連続で上昇した。
この調査は、内閣府が全国の小売店や企業の現場で働いている2、000人余りを対象に、3か月前と比べた景気の実感を聞いた結果を指数で示したもので、50を上回れば景気がよくなっている、下回れば悪くなっていると判断される。先月の調査では、景気の現状を示す指数が36.7となり、前の月を2.5ポイント上回って5か月連続で上昇した。これは、燃費のよい車を購入した場合の減税や補助金、それに、省エネ家電を購入した場合に受け取れる「エコポイント」制度が始まったことで、対象となる製品の売り上げが増加したという声が増えているほか、中国向けの輸出が増加している化学など一部の産業で、受注や出荷が下げ止まりつつあるという声が出ているため。また、先行きを示す指数は43.3と、前の月を3.6ポイント上回り、こちらも5か月連続の上昇となった。(6月8日:NHKより)