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☆厚生労働省が1日発表した4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、製造業の残業時間は季節調整済みの指数(2005年平均=100)で前月比3%増の55.6となり、7カ月ぶりにプラスに転じた。全産業では2.7%の増加。
製造業の残業時間は景気と一致して動く傾向がある。季節調整済み指数がプラスに転じたことは、景気の悪化テンポがやわらぎ、下げ止まりへ近づきつつあることを示唆している。ただ、残業時間指数の水準は依然として低い。上昇が続くかどうかも予断を許さない状況にある。
残業時間を季節調整をかけない原数値でみると、製造業では1人あたり約9時間と前年同月比45.3%減った。13カ月連続の減少だが、減少率は過去最大だった3月(48.9%)に比べ縮小した。全産業は約2割減だった。(6月1日:日本経済新聞より)