埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

非正規雇用 失職は２１万人余

☆契約の打ち切りなどによって、去年１０月から来月末までの間に仕事を失う非正規雇用の労働者は、２１万６０００人余りに上ることが、厚生労働省の調査でわかった。

　 厚労省は、景気の悪化に伴う人員削減の計画を把握するため、全国の企業を対象に聞き取り調査を行っている。
　 それによると、去年１０月から来月末までの間に、契約を打ち切られて解雇されたり、期間満了とともに仕事を失ったりする非正規雇用の労働者は、今月１９日の時点で２１万６、４０８人に上り、先月より９、０２７人増えた。
　 内訳をみると、▽派遣労働者が１３万５、０６５人（先月比＋２、６０７人）▽期間従業員が４万７、１００人（＋２、８５０人）▽請負労働者が１万６、７９５人（＋６０６人）などとなっている。
都道府県別では▽愛知が３万５、９８６人で最も多く、次いで▽長野が９、６８８人▽静岡が８、８４１人▽三重が８、５５１人▽神奈川が７、３６７人などとなっている。また、次の仕事が見つかった人は、就職活動を把握することができた８万６、０００人余りのうち、２６．１％にとどまり、依然、再就職は難しい状況が続いています。
一方、去年１０月から来月末までの間に仕事を失う正社員は、厚生労働省が一度に１００人以上が仕事を失うケースをまとめただけでも、全国で２万６、６０２人に上り、先月と比べ８、２００人余り増えている。（５月２９日：ＮＨＫより）