埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

ワークライフバランス浸透せず

☆内閣府の調査によると、少子化対策の柱の１つとして政府が掲げる、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」について、ことばも内容も知っている人は１３％にとどまっており、国民への浸透が十分とは言えない状況。。

　仕事と家庭生活の両立、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」をめぐって、内閣府は、ことし３月、全国の２０歳以上６０歳未満の男女２５００人を対象にインターネットを通じて意識調査を行った。それによると、「ワーク・ライフ・バランス」ということばと内容をいずれも知っている人は１３％にとどまっている一方、ことばも内容も知らない人が５２％と半数を超えている。ことばも内容も知っている人は、去年８月の調査でも１１％と横ばいの状態で、国民への浸透が十分とは言えない状況。また、「仕事」と「家庭生活」などの関係については、「仕事」の優先を希望する人はわずか２％なのに対し、実際の生活で「仕事」を優先していると答えた人は４５％で、理想と現実のギャップの大きさをうかがわせる結果となっている。（５月２８日：ＮＨＫより）