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☆厚生年金の給付水準は、サラリーマンの夫と専業主婦のモデル世帯では、将来にわたって現役世代の平均の手取り収入の50%を維持できるものの、共働きの世帯では、2050年には40%を割り込むとした試算がまとまった。
この試算は、厚生労働省が、26日に開かれた社会保障審議会の年金部会に示したもの。それによると、40年間会社に勤めたサラリーマンの夫と専業主婦のモデル世帯では、今年度、現役世代の平均の手取り収入の62.3%となっている厚生年金の給付水準が、2050年には50.1%まで下がるものの、将来にわたって50%を維持できるとしている。これに対し、夫と妻がともに40年間会社に勤めた共働きのモデル世帯では、今年度、48.3%の給付水準が、2050年には39.9%まで下がり、40%を割り込むとしている。また、妻が結婚や出産のため、いったん仕事を離れ、再就職した場合のモデル世帯では、今年度、51.2%の給付水準が、2050年には42.1%まで下がるとしている。また、会合では、世代ごとの年金の負担と給付について、サラリーマンの夫と専業主婦のモデル世帯の場合、来年70歳になる世代は、納めた保険料の6.5倍の年金を受け取れるのに対し、来年30歳になる以降の世代は2.3倍にとどまるとした試算も示した。(5月26日:NHKより)