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☆厚生労働省は、世代ごとの年金の負担と給付の試算をまとめ、サラリーマンの夫と専業主婦の場合、来年70歳になる世代は納めた保険料の6.5倍の年金を受け取れるのに対し、来年30歳になる以降の世代は、2.3倍にとどまり、世代間の格差がさらに広がることがわかった。
厚労省は、ことし2月に公表した将来の年金の給付水準の見通しをもとに、世代ごとの年金の負担と給付の試算をまとめた。
それによると、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、1940年生まれで、来年70歳になる世代は、納めた保険料の6.5倍の年金を受け取れる見通し。これに対し、1950年生まれで、来年60歳になる世代は、3.9倍。1970年生まれで、来年40歳になる世代は2.5倍と、世代が若くなるごとに減っていき、1980年生まれで、来年30歳になる以降の世代は、2.3倍にとどまる見通し。
一方、国民年金の加入者の場合、来年70歳になる人は、納めた保険料の4.5倍の年金を受け取ることができるが、来年35歳になる以降の人は1.5倍にとどまる見通しで、厚生年金、国民年金ともに、5年前に行った試算に比べ、世代間の格差がさらに広がることがわかった。(5月26日NHKより)