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☆企業から内定を取り消された大学生や高校生は、昨年度、2000人を超え、過去最悪の水準になったことがわかった。厚生労働省は、別の就職先を確保しないまま10人以上の内定を取り消したなどとして、13社の名前を公表した。
厚労省によると、昨年度、企業から就職の内定を取り消された学生や生徒は、4月24日の時点で、▽大学生や短大生が1406人(前月比+189人)、▽専門学校生が297人(前月比+13人)、▽高校生が379人(前月比+35人)、▽中学生が1人(前月比+1人)のあわせて2083人で、3月の時点より238人増えた。調査方法は異なるが、これまでで最も多かった平成9年度の1077人の2倍近くに達し、過去最悪の水準になっている。都道府県別にみると、▽東京が905人で最も多く、次いで▽静岡が182人、▽愛知が172人、▽大阪が139人などとなっている。また、業績悪化などを理由に会社から入社時期の延期や自宅待機を指示された学生や生徒は1023人に上っている。厚労省は、別の就職先を確保しないまま10人以上の内定を取り消したなどとして新たに13社の名前を公表し、ホームページにも載せて学生などに情報を提供している。これで、ことし1月に企業名の公表制度を設けてから対象になった企業はあわせて15社になった。(4月30日:NHKより)