埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

専修学校生 内定取り消し倍増

☆企業から内定を取り消された高校と専修学校の生徒は、３月３１日の時点で、全国で８８１人に上り、このうち専修学校では、１月の調査に比べて倍以上に増えたことが、文部科学省の調査でわかった。

文科省によると、景気の悪化が深刻になった去年の秋以降、企業から就職の内定を取り消された高校生と専修学校の生徒は、３月３１日時点で、全国であわせて８８１人に上った。このうち、高校生は３８６人で、３月１日時点で行った前回の調査に比べて７４人、率にして１９％増えた。このうち４８人が、高校を卒業した今も就職活動を行っている。都道府県別に見てみると、内定の取り消しが最も多いのは愛媛県の３７人、次いで愛知県の２０人、福岡県と長崎県の１９人などとなっている。また、内定の取り消しには至っていないものの、企業から入社の時期を遅らせると言われた生徒が２３０人、給与や勤務地の変更を強いられた生徒も１２１２人に上った。一方、専修学校の生徒のうち、内定を取り消されたのは４９５人で、１月の調査から２６３人増えて、倍以上になった。（４月３０日：ＮＨＫより）