埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

年金への加算金 法案が成立

☆国の責任で記録に誤りがあったため正しい年金が支給されていなかった人に対し、国が加算金を支払うことを定めた法律が、２４日の参議院本会議で全会一致で可決・成立した。

　 この法律は、野党３党が提出し、与野党の協議で一部を修正したうえで、衆議院を通過し、２４日の参議院本会議で採決が行われた結果、全会一致で可決・成立した。法律では、一連の年金記録問題を受けて、国の責任で年金記録に誤りがあったため、正しい年金が支給されていなかった人に対して国が加算金を支払うことを定めており、加算金の額は、年金の支給が遅れた期間の物価上昇率を基に計算されます。
また、２４日の本会議では、景気の悪化で経営が厳しい企業の負担を軽減するため、厚生年金や健康保険などの保険料の支払いが遅れた場合、現在、年率で１４．６％となっている延滞金の利率を、最初の３か月間は半分以下に引き下げる法律も全会一致で可決・成立した。（４月２４日：ＮＨＫより）