埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

所定外労働 過去最大の減少

☆企業で働く人のことし２月の所定外労働時間は、景気の悪化を背景に、前の年の同じ月を２１％余り下回り、過去最大の減少となった。特に製造業は４７％余り減少し、３か月連続で過去最大を更新している。

厚生労働省は、従業員５人以上の全国およそ３万３０００の事業所を対象に、毎月、労働時間などの動向を調査している。それによるとことし２月の労働時間のうち、残業や休日出勤などをあわせた所定外労働時間は、１人当たりの平均で８．８時間。これは前の年の同じ月と比べて２１．７％減り、平成２年に今の方法で調査を始めてから最大の減少となった。特に製造業では、前の年の同じ月と比べて４７．７％減少し、３か月連続で過去最大を更新している。これに伴い基本給や残業手当などをあわせた平均給与も２６万２０００円余りと、前の年の同じ月と比べ２．４％減少している。（４月５日：ＮＨＫより）