埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

非製造業にも雇用過剰感増加

☆１日に発表された日銀の短観＝企業短期経済観測調査で、これまで人手不足という企業が多かった非製造業でも雇用の過剰感が急速に強まっていることがわかった。

　 日銀の短観は、大企業の製造業の景気判断が、昭和４９年の調査開始以来最悪の水準に落ち込むなど、日本経済が歴史的な景気の悪化に直面していることを示した。短観では、雇用についても調査していますが、従業員の数が「過剰」という企業から「不足」という企業を差し引いた割合は、製造業では、大企業で一気に２７ポイント増え、「プラス３５」と、７年ぶりの高い水準になるなど、雇用の過剰感が一段と強まっている。さらに、これまで人手不足だという企業が多かった非製造業でも、▽大企業が前回より１０ポイント増えて「プラス３」、▽中小企業も１０ポイント増えて「プラス８」となり、いずれもおよそ４年ぶりに従業員が過剰だという企業が不足という企業を上回った。（４月２日：ＮＨＫより）