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☆ILO=国際労働機関は、世界的な金融危機で失業する人が増えるなか、日本では失業者のうち失業手当を受け取っていない人が8割近くに達し、先進国の中で最悪の水準だとする調査結果を発表した。
それによると、金融危機の影響で2008年の世界の失業率は6%と、5年ぶりに悪化に転じ、2009年には失業者がさらに3、800万人増えて7%に達する見通しだとしている。その背景としてILOは、金融危機の発端となったアメリカ国内での失業率の悪化が全体を大きく押し上げ、日本がそれに続いているとしている。また、失業者のうち失業手当を受け取っていない人の割合は、フランスやドイツで10%台となっている一方、日本は77%、アメリカが57%などとなっており、日本が先進国の中で最悪の水準にあるとしている。(3月26日:NHKより)