埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

製造業の所定外労働 大幅減少

☆企業で働く人の去年１２月の労働時間のうち、残業や休日出勤などをあわせた所定外労働時間は、９か月連続で前の年の同じ月を下回り、特に製造業では３０％を超える過去最大の減少となったことがわかった。

　 厚生労働省は、従業員５人以上の全国およそ３万３,０００の事業所を対象に、毎月労働時間などの動向を調査している。それによると、去年１２月の労働時間のうち、残業や休日出勤などをあわせた所定外労働時間は１人当たりの平均で１０．１時間。これは前の年の同じ月と比べて１１．３％減って、去年４月以降、９か月連続の減少となった。特に製造業では前の年の同じ月と比べて３０．６％減少し、平成２年に今の方法で調査を始めてから最大の減少となった。また去年１年間の平均の所定外労働時間も、平成１３年以来、前の年と比べて減少に転じた。（２月９日ＮＨＫより）