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☆去年12月の完全失業率は4.4%で、前の月より0.5ポイント悪化した。これは過去最大の上昇幅。
総務省によると、去年12月の就業者は6、331万人で、前の年の同じ月に比べて65万人減り、11か月連続で減少している。また、完全失業者は270万人で、39万人増えている。この結果、季節による変動要因を除いて計算した完全失業率は4.4%で、前の月より0.5ポイント悪化した。完全失業率が0.5ポイント上がるのは、昭和42年3月と並んで過去最大の上昇幅です。
失業率を男女別に見ますと、男性が4.6%、女性が4.3%で、いずれも前の月より0.5ポイント悪化した。
厚生労働省によりますと、仕事を求めている人1人に対し企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は0.72倍で、前の月を0.04ポイント下回った。有効求人倍率は、去年10月から3か月連続して0.04ポイントずつ下がり続けており、バブル経済が崩壊した直後以来の急激な下げ幅となっている。、
一方、去年1年間の平均の完全失業率は4.0%で、6年ぶりに悪化に転じたほか、去年1年間の平均の有効求人倍率も0.88倍と、3年ぶりに1倍を割り込んだ。(1月30日:NHKより)