主なサポートエリア|草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市など
☆社会保険庁が、年金記録を確認してもらうためすべての受給者と加入者に送った「ねんきん特別便」のうち、あて先不明で本人に届いていないものが300万通を超えていることがわかった。
社会保険庁は、去年10月末までに1億873万通の「ねんきん特別便」発送をすべて終えた。しかし、あて先不明で本人に届かず返送されてきたものが、これまでに全体の3%にあたる311万通に上っている。これらの大半は厚生年金の加入者に送ったもので、引っ越しなどで住所が変わったにもかかわらず、会社から変更の届け出がなかったことなどが原因とみられている。このため、社会保険庁は、新しい住所を調べて順次、送り直すとともに、「特別便が届いていない人は、近くの社会保険事務所に申し出てほしい」と呼びかけている。一方、特別便に回答を寄せた人のうち、記録に誤りがあると答えた人は14%にあたる937万人に上っている。記録の誤りが訂正されてから実際に正しい年金が支払われるまでに、現在、7か月程度かかっているが、社会保険庁は、ことし3月以降、作業にあたる人員を今より190人多い470人体制にして、支払いまでの期間の短縮を図ることにしている。(1月30日:NHKより)