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☆厚生年金の記録改ざん問題を受けて社会保険庁は来年4月以降、すべての加入者と受給者に月給の記録を送って確認を求めることにしていますが、今後記録の確認や修正作業が増えることは避けられず、全面解決には時間がかかりそう。
年金記録問題をめぐっては、誰のものかわからない5000万件の記録に加えて、厚生年金の記録の改ざんが明らかになり、社会保険庁はすべての受給者と加入者に「ねんきん特別便」を送って記録に誤りがないか確認を求める一方、改ざんの疑いが強い記録6万9000件のうち、すでに年金を受け取っている人の記録2万件を対象に、戸別訪問による調査を進めている。厚生年金の記録改ざん問題では、年金の支給額を決める基準となる月給の記録が実際よりも少なく変えられたケースなどが見つかっており、社会保険庁は来年4月以降、すべての加入者と受給者に月給の記録を送って確認を求めることにしている。社会保険庁がこの1年間で記録の修正を受け付けた110万件のうち、80万件近くが人手不足で作業が遅れ、手つかずのままとなっている。社会保険庁は早く正しい年金が受け取れるよう、人手を増やすなどして対応に当たっているが、今後記録の確認や修正作業が増えることは避けられず、全面解決には時間がかかりそう。
(12月28日:NHKより)