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☆来春卒業予定の大学生に占める就職希望者の割合が77.9%に達したことが15日、文部科学・厚生労働両省が全国の62大学を抽出し、10月1日時点で調べた結果分かった。前年同期より1.9ポイント高く、比較可能な1996年以降で最も高い。就職希望者は44万1千人。
就職内定率は64.3%と前年同期比1.2ポイント高く、3年連続で上昇した。
就職希望率は、卒業予定者のうち、大学院進学や留学などをせず、就職を目指す人の割合。これまで最も高かったのは2008年の77.3%。同年のリーマン・ショック後は落ちこんでいた。
男女別の就職希望率は、大学院進学意向が高い男子の方が低く、今年は男子が72.9%(前年同期比2.5ポイント増)、女子は84.9%(前年同期比1.2ポイント増)。男女別の過去最高は男子は1997年(75.1%)、女子は2008年(85.0%)で、今回は更新されなかった。
一方、内定率の内訳は男子は64.5%で前年同期比1.5ポイント増、女子は64.0%で前年同期比0.8ポイント増。理系70.3%(前年同期比3.5ポイント増)、文系63.0%(前年同期比0.6ポイント増)といずれも好調。(11月16日:日本経済新聞より)