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☆厚生労働省が1日、発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇し、0.95倍に改善した。
8月は職探しをしていない失業者にあたる「非労働力人口」が前月比15万人減の4,513万人となり、労働市場への参入が見られた。特に女性は12万人の大幅減だった。これに伴い、男女ともに失業率は上昇し、男性が7月より0.3ポイント高い4.5%、女性が0.4ポイント高い3.7%となった。
主要産業の新規求人数では、製造業が前年同月比5.4%増と3カ月連続で増えた。人手不足感が強い建設業(9.7%増)、医療・福祉(3.2%増)などに労働者が集まるかがカギになりそうだ。
給料への波及は遅れている。厚労省が1日発表した毎月勤労統計調査によると、8月の現金給与の総額は前年同月比0.6%減の27万1,913円で、2カ月連続で減った。(10月1日:日本経済新聞より)