埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

年金積立金 ９年連続取り崩し

☆厚生労働省は団塊の世代の大量退職などによって国民年金と厚生年金の支給額が増え、現役世代が納める保険料や税による国庫負担では賄いきれないことから、今年度、平成２５年度の支給にあたって、積立金を４兆６０００億円あまり取り崩す方針。積立金の取り崩しは９年連続。

今年度、平成２５年度の国民年金と厚生年金の支給額は、団塊の世代の大量退職などによって、あわせておよそ２５兆２，０００億円となる見通しで、保険料や国庫負担では賄いきれないことから、厚労省は積立金を４兆６，０００億円あまり取り崩す方針。
積立金は最も多かった平成１６年度末には、時価ベースでおよそ１４８兆円あったが、平成２３年度末の時点ではおよそ１２０兆円となっている。（４月７日：ＮＨＫより）