埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

シルバー人材センターのけが 健保適用へ

☆シルバー人材センターの会員のお年寄りが作業中にけがをした際に治療費が全額自己負担になるケースが相次いでいる問題で、厚生労働省は、業務上のけがを除外している健康保険の規定を見直し、労災保険が使えない場合は健康保険を適用する方針を決めた。

この問題は、シルバー人材センターに登録している会員のお年寄りが作業中にけがをした際、健康保険も労災保険も適用されず治療費が全額自己負担になるケースが相次いでいるため。
厚労省は、それぞれの保険を担当する部局を集めて検討を進めた結果、業務上のけがを除外している健康保険の規定を見直し、労災保険が使えない場合は健康保険を適用する方針を決めた。
一方で、シルバー人材センターから一般の企業に会員を派遣するケースなど人材派遣に近いものについては、雇用関係を明らかにしたうえで労災保険に加入するよう求めることになった。

同じような問題は請負契約で働く人やインターンシップの学生などでも課題になっていることから、厚労省は社会保障審議会で議論したうえで制度を見直すことにしている。（１０月２９日：ＮＨＫより）