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☆去年のサラリーマンなどの平均年収は、前の年を下回る409万円となり、平成元年と同じ水準にまで下がったことが国税庁の調査で分かった。
国税庁が、去年1年間を通して民間企業で働いた会社員やパート従業員ら4、566万人を調べたところ、平均年収は、前の年より3万円少ないおよそ409万円だった。これは、ピークだった平成9年の467万円に比べると、およそ58万円少なく、平成元年と同じ水準にまで下がっている。
業種別では、電気、ガスなどが713万円と最も高く、次いで金融、保険が577万円、情報通信が570万円となっている。
最も低かったのは、アルバイトの比率が高い宿泊、飲食サービスの230万円だった。
また、年収が200万円以下だった人は1,069万人に上り、全体に占める割合は23.4%と前の年より0.4ポイント増えた。一方、1,000万円を超える人は、全体の3.9%に当たる178万人余りと4年ぶりに増えた。(9月27日:NHKより)