埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

低所得の高齢者ほど栄養不足の傾向

☆全国の高齢者およそ８万人に行った調査で、所得の低いお年寄りほど栄養不足の傾向にあることが分かった。

調査を行ったのは、大学などで作る研究グループで、６５歳以上で要介護認定を受けていないおよそ７万９，０００人が回答した。
調査は、１人当たりの所得を、「１０３万円未満」から「３１８万円以上」まで、５つのグループに分けて食生活の状況を比較したもので、「肉や魚を食べる頻度が平均１日１回未満」という男性は、所得が３１８万円以上だと５６．５％だったのに対し、１０３万円未満では６８．６％と、１２ポイント以上差があった。
女性も同じように、所得が低いほど食べる頻度が低い傾向を示していた。
また、野菜についても、男女ともに所得が低くなるほど食べる頻度が低く、所得が１０３万円未満の男性では平均で１日１回未満の人が３２．８％、３人に１人に上った。（９月２３日：ＮＨＫより）