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☆東京都内のハローワークで仕事を求める人たちの相談に応じたりしている非正規の職員が、契約期間が1年以内に限られる、みずからの不安定な雇用の改善などを求め、22日、労働組合を結成することになった。厚生労働省によると、ハローワークの非正規職員だけで作る労働組合は全国にほかにないという。
労働組合を結成するのは、都内のハローワークで仕事を求める人たちの相談に応じたり、求人の開拓などに当たったりしている非正規の職員およそ100人で、22日、結成大会を開くことにしている。
都内のハローワークの非正規職員は、契約期間が1年以内に限られ、不安定な雇用になっているほか、残業しないと業務がこなせない状態になっているのに、残業代の支払いはほとんどないということ。また、通勤手当は一日当たり往復で360円までに限られているということ。
このため、労働組合では、契約更新のルールの確立や、残業代の支給、それに通勤手当の拡充などを求めていくことにしている。
厚生労働省によると、全国のハローワークの非正規職員は、正職員の1.7倍のおよそ2万人に上るが、非正規の職員だけで作る労働組合は、全国にほかにないという。(9月21日:NHKより)