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栗原社会保険労務士事務所

遠距離通勤で保険料が高くなるか?

☆厚生労働省は健康保険や厚生年金などの保険料について、通勤手当が多い人ほど保険料が高くなる傾向にあることから、通勤手当を保険料の算定対象から除外できないか、検討を始めた。

健康保険や厚生年金などの保険料を巡っては、算定対象となる給与に通勤手当が含まれていて、本来の給与が同じであっても、通勤手当が多い人ほど保険料が高くなる傾向にあり、不公平ではないかという指摘が出ている。
このため厚労省は、通勤手当を保険料の算定対象から除外できないか検討を始め、20日の会議で、手当を除外した場合の保険料や厚生年金の支給額の推計を示した。
それによると、▽月給が17万円でこのうちの2万円が通勤手当の人の場合、健康保険と厚生年金の保険料は合わせておよそ2,700円安くなり、▽月給が55万円で通勤手当が10万円の人の場合、保険料は1万6,000円程度安くなる。
ただ、通勤手当を算定対象から除外すると、保険料収入の総額が減るため、▽健康保険の保険料率は全体として0.2%から0.4%程度の引き上げが、▽厚生年金の支給額は全体として3%程度の切り下げが、それぞれ必要になると見込んでいる。(9月21日:NHKより)